プノンペンをはじめとしたカンボジアの各都市では、現在めまぐるしいスピードで、経済成長が進んでいます。また、外資企業100%での会社設立ができるなど、外資企業の投資がしやすい環境も、現在のカンボジアの成長を加速させる要素となっております。また平均年齢が25歳と若い人々が多いカンボジアは活気で溢れています。
カンボジアでは、お米、フルーツなどの農業がメインの産業となっております。また近年では、中国やベトナムにある縫製会社がカンボジアに移動するケースも増えております。
コロナ禍は、観光客95%減となってしまい大きな打撃をうけた、アンコールワットを含むカンボジアへの観光業ですが、2022年にはカンボジアへの入国規制を緩和し、世界から観光客の呼び込みに力を入れております。
タイ、ベトナムに挟まれた国カンボジアには、多くの素晴らしい街があります。ここでは、主要都市や観光都市についてご紹介いたします。
人口210万人強のカンボジアの首都プノンペンは、高層ビルの建築ラッシュが進み、年々めまぐるしいスピードで景色が変わっています。
カンボジアでは一般的に市場で買い物をする文化でしたが、プノンペンにはセブンイレブンなどのコンビニや、イオンモールなどの大型ショッピングモールもでき、プノンペンに住む人々の生活習慣が日々変化しております。2023年には、新しい空港も出来上がり、また東南アジアのスポート大会シーゲームの開催地になっており、ここ数年プノンペンは成長していくと予想されます。
世界中から観光客を集める世界遺産アンコールワットのある都市シェムリアップ。コロナ禍の影響を大きく受け多くの宿泊施設、観光業がダメージを受けました。2022年にはカンボジアへの観光を緩和し、徐々に観光客が戻ってきております。
シェムリアップは2020年より、スマートシティー化を計画しており、現在は街の大改装が終わり、大変綺麗で暮らしやすい街となっており、今後のロングステイ先としても注目を集めております。今後の街の成長に目が離せません。
昔はカンボジアの海のある田舎町というような、のんびりとしてたリゾートでしたが、2017年頃より中国からの投資が加速し、大型高層ビル、ショッピングモール、中国街などが建設されております。町中は中国語の看板で溢れており、中国にいるような錯覚に陥ります。またシアヌークビルでは、カジノが合法であり、多くのカジノホテルがあり中国人観光客で賑わっています。シアヌークビルから、フェリーで離島に行くこともでき、離島ではのんびりとしたリゾート気分を味わうことができます。
プノンペンから車で6時間(北東)、カンボジアの東部でベトナム国境付近にある自然豊かな街モンドルキリ。コーヒー豆やイチゴ、カシュナッツなどの農業が盛んです。山林が多く高度の高いモンドルキリは気温も涼しくカンボジアの避暑地として観光客が増えております。
近年はお洒落なリゾートホテルの建築が増えております。新しい空港の建築も予定しており、今後シェムリアップやシアヌークビルに続く観光都市として注目を集めております。