PPE輸出130%増

今年上半期におけるカンボジアの個人防護具(PPE)の輸出総額は、昨年度の同じ時期の8,330万ドルから130%増加し1億9,130万ドルに達した。

経済財政省関税消費税総局(*1)の発表によると、これは新型コロナウイルス流行下における予防製品の不足が背景にある。

今年6月までのマスクの輸出総額は250万ドルに上った。

保健省によると、現在国内で確認されている感染者数は248名で、そのうち217名が回復している。カンボジアはラオスと並んでASEAN内で唯一感染による死者が出ていない国である。

SAFFIブランド下で最近立ち上がったマスク製造会社であるリリー・グローバル株式会社のKeo Mom CEOは、新型コロナウイルスの影響で自社のマスク製造量が倍増したと語った。

「弊社はまだ輸出には踏み出していない小さな会社ですが、この期間の需要の急増によって、売り上げは数カ月前の2倍に上りました。」「カンボジア製のPPE商品の輸出額が2億ドルに迫っていると聞いて、とても驚いています。これは記録的な数字です。」

リリー・グローバルは、今年4月9日にプノンペンのダンコ-地区プレイサーコミューンで設立され、国際市場に進出するためのパートナー企業を求めている。

工業科学技術革新省の報告では、現在登録中かすでに生産を開始しているPPE業者は国内に7社ある。これらの工場では、毎月1億3,800万枚のマスクと2,070万枚の医療用ガウン、960万枚の医療用キャップを生産可能だという。主な輸出先は中国、日本、米国およびヨーロッパである。

経済財政省は5月、カンボジア衣料品工業会(GMAC)からの、全ての感染症予防用品の輸出要請を許可した。また、政府はPPEの世界的需要が増す中で、国内外で販売されるマスクや医療機器、医療用衣類の製造工場の支援をすると発表した。

4月にフン・セン首相は、コロナウイルスとの闘いにはマスクと医療用衣服がそれぞれ最低でも1,000万枚と5,000着必要だと述べた。

昨年度全体での、カンボジアからの医療機器の輸出総額は1億9,090万ドルであった。

 

*1 the General Department of Customs and Excise

 

(各ニュースサイトを参考に編集・制作しています)