貧困層への現金補助の詳細と今後の期待

6月30日、フン・セン首相はフェイスブックで、新型コロナウイルスの影響を受けた貧しく脆弱な家族に対する現金給付に関して不正している関係当局に対し、厳格な措置がとられることを述べた。

COVID-19下における貧しく脆弱な家庭に対する現金移送プログラム」は、貧しく、苦しい家庭が確実に政府からのサポートを受けることができることを目的として開始された。

フン・セン首相は、「このプログラムの成功は、村の長や地方の評議員を含む関係当局に完全にかかっており、明確かつ徹底的に実行しなければなりません。本プログラムの下で、サービス提供の透明性と正確性を確保するために、すべての地方自治体、特に地方でプロジェクトを実施する地方自治体にこの仕事に細心の注意を払い、貧しくない親族をリストから外して現金給付するように。」と述べた。

これに対し、コンポンチャム州(Kampong Cham)のコンポンシェム地区(Kampong Siem)にあるコ・サムロン(Koh Samrong)の長であるソーンソック氏(Sorn Sok)は、すでに首相から命令を受けており、透明性と正確性を確保して貧しく脆弱な家庭に現金救済を提供し続けると約束した。さらに、「私は、実際に貧しく脆弱な家庭を支援するための政府の現金補助の適切な提供を監督することにより、首相の勧告に従います。私は、賄賂や当局の親族へのID Poorカードの発行を回避するために、地方と村の関係当局の活動を継続的に監視します。地方評議員も、ID poorカードの登録のため毎月申請する住民を面談しています。」と彼は述べた。住民への面談によって、計画省(the Ministry of Planning)が提供するガイドラインに従い、貧困線を下回る家族を特定することが期待される。

実際に、プノンペンのとある地域の住民は、地方自治体による生活状況に関する面談と標準検査の後にID Poorカードを受け取ったと述べている。「私は政府から現金補助を受ける権利を与えてくれるID Poorカードを持っているのでとても幸せです。このおかげで、食料や医薬品を買うことができます。私は若くはありません。私は何もできず、病気のため、家にいて孫の世話をするだけです。彼らの生計を立てるために両親も困難に直面しています。子供の何人かは解雇されました。」

一方で、ID Poorカードを所持していた市民でカードが期限切れとなり、別の州に引越しした際に、そこで発行の申請をしているが返答を未だに受け取ってない人もいる。正確性と社会的責任のための連合(the Coalition for Integrity and Social Accountability)の代表であるヒム・ユン氏(Him Yun)は、政府の措置を賞賛した。「以前から貧困層の人々からID Poorカードを受け取っていないという主張があったため、貧困層に対する現金補助の透明性に関して懸念がありました。そのため、本当に必要な人がこのプロジェクトから恩恵を受けることを望んでいます。」と彼は言った。

先週、フン・セン首相は、5歳未満の子供、障害のある人、HIV感染者やAIDS患者、または60歳以上の市民を優先に、「COVID-19貧困・災害要援護世帯 給付金プログラム」を立ち上げた。56万人以上の貧しく脆弱な家庭がID Poorカードを受け取っており、政府は月に合計2,500万ドルを給付金として分配する予定だ。

(各ニュースサイトを参考に編集・作成しています。)