水位減少、漁獲量に影響

地元メディアへのインタビューで、ディレクターのホン・ハイ氏(Hong Hy)は、トンレサップ湖やメコン川など国内の主要な湖と河川の水位が低下しており、魚の繁殖や移動に大きな影響を与えていることを明らかにした。この水位減少は、乾季の長引きが原因だと見られている。

「通常、6月はバサや色々な魚の繁殖期なのですが、今年は今のところ、そういった繁殖や回遊の兆候が見られません。」

トンレサップ湖は国内最大の淡水湖であり、例年は国内漁獲量の約70パーセントにあたる50万トンの魚が水揚げされる。しかし、昨年の漁獲量はわずか14,023トンにとどまった。

「水位が下がり続ければ、魚の繁殖に影響が出ます。また、市場での供給不足にも繋がるでしょう」とハイ氏は述べた。

またハイ氏は違法漁法についても述べ、法律が施行されたのにも関わらず、一部の人は違法漁網や気絶器を使っていると回答した。そして、これらの違法行為は稚魚の成育や絶滅危惧種にだけではなく、漁師の生計にも影響をもたらしていると述べた。

「違法漁業は、より経済的に厳しい状況に置かれている地域の人々によるものがほとんどです。そのような人は問題や影響について認識すらしていないので、彼らを逮捕した時には警告と同時に教育をする必要があります」

農林水産省の報告によると、昨年水産庁は関係当局の協力によって、3,101件の漁業犯罪を検挙した。1,149キロメートルの漁網、575, 731本の竿、402個の電気漁具が押収された。

ハイ氏は、7月1日から禁漁期が始まることを明らかにした。この期間に繁殖期における水産資源の保護を目的にしている。

 

(各ニュースサイトを参考に編集・制作しています)