対米輸出総額、25.94パーセント増加

新型コロナウイルスの影響でカンボジアから諸外国への輸出が停滞している中、今年5月までの米国への輸出は昨年の同時期と比べて25.94パーセント増加した。

米国国勢調査局の発表によると、カンボジアと米国との二国間貿易の総額は24億8,830万ドルに上り、昨年の20億9,400万ドルから18.82パーセント増加した。

この期間中のカンボジアの輸出総額は23憶6,300万ドル(昨年は18億7,672万ドル)、輸入総額は1億2,530万ドル(昨年は2億1,780万ドル)となった。

5月のみの貿易総額は3億5,590万ドルで、昨年の4億4,240万ドルから19.55パーセント減少した。このうち、輸出総額は3億9,210万ドル(昨年の3億9,210万ドルから13.59パーセント減)、輸入総額は1,710万ドル(昨年の5,030万ドルから66.08パーセント減)となった。

7日、カンボジア商工会議所のリム・ヘン副会長(Lim Heng)は、ほぼすべての製品において26パーセントの増加があったとして、米国でのカンボジア製品の需要が高まっていると述べた。また、対米輸出量と両国間の貿易関係は、新型コロナウイルスの影響の中でも順調に推移していくだろうという見解を示した。

「新型コロナウイルスの影響で一時的に閉鎖されていた米港市場のほとんどが再開されたことを受けて、今年のカンボジアの対米輸出総額は、昨年の水準を上回ることになるでしょう。」

また、5月の貿易額の縮小は一時的なものであるとして、「この現象は、米国が感染症に苦しんでいる間、注文が一時的に停止していたためです。現在は通常の状態に戻っています」とコメントした。

カンボジアは全ての貿易国との間で貿易黒字となっているが、ヘン氏はその中でも米国とヨーロッパ市場を強調する。カンボジアからの主な輸出品は、衣服や靴、旅行用品および電子部品であり、米国からは自動車や組み立て済みの電気製品を輸入している。

一方で、カンボジア王立アカデミーの経済学者ホン・バナック氏(Hong Vanak)は、新型コロナウイルスによって世界中の貿易に多大な影響があったとして、今年5月までの貿易額の増加を認めつつも5月の19.55パーセントの減少を以下のように分析した。

「輸出増加のデータは、注文のほとんどが2019年末までに受けたものであるためです。その結果、金額が上昇したのです。」「5月になって両国間の貿易は急激に減少しましたが、これは米国での感染症流行のためです。」

バナック氏は、米国で健康危機が加速することで、輸出回復を目指すカンボジアは厳しい状況に追い込まれるだろうという見解を示した。

「新型コロナウイルスの流行が続けば、米国からの受注の落ち込みは5月以降も続くでしょう。」「しかし、米国でカンボジア製品の品質が支持されている限りは、二国間貿易は友好的であり続けると思います。」

米国通商代表部の発表によると、二国間の2019年における貿易総額は58億7,080万ドルで、2018年の42億2,524万ドルから30.85パーセントの増加となった。

 

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