多くの国民が不満に感じている8月のクメール正月

8月17日から延期となったクメール正月休暇が始まり、21日まで続きます。
経済財政大臣であるAun Pornmonirath氏は、国が操業を再開し、観光客を迎える準備すると同時に、家族と一緒に旅行することができるよう衣料業界の労働者が、事前に賃金を得られる今回の時期に決定されたと発表した。
これに対して地元の人々の反応はどうであろうか。
プノンペンのストリート592にある美容院で働くLi Ling氏は、次のように述べている。「私たちの美容院は連休中休業しています。実際にクメールの正月は4月に祝われる伝統的な祝日です。そのため8月にやることの意味が分からないので、今はお祝いをしません。私たちは夫婦で一緒に家で過ごす予定です。パンデミックは、全てを台無しにしました。感染するリスクがあるので外出もしたくありません。」
家族でイオンモールに買い物に来たChunn Ritthi氏は、「私たちは家族と共に素晴らしい時間を過ごすためにシェムリアップに行くことにしました。しかし、これはただの旅行のようなもので、クメール正月はすでに4月に終わっているので、今回の時期にクメール正月を祝うつもりはありません。4月にクメール正月を祝うことができなかったことに対して不満も感じていますが、政府が国民を感染から守ろうとしていることも知っています。COVID-19は私たちの生活を大きく変えてしまいました。」と述べた。
IT企業で働くChamnan Muny氏は、次のように話した。「クメール正月は4月に祝われ、旧正月の始まりを祝うと同時に、農家は収穫の準備をしています。4月に行われる儀式はたくさんあります。昨年までは、多くの人がお祝いをしに、自分たちの出身地に帰るので、休暇中のプノンペンの通りに人影はなく、交通量も騒音もありませんでした。ほとんどの人は地元に帰り、家族と一緒に食事をし、夕方には隣人同士で集まって伝統的なゲームをします。また仏塔を訪れ、僧侶に食べ物を渡すことで、それが何らかの形で自分たちの祖先に届くと信じています。また、祝福を受けるために両親や祖父母を入浴させます。しかし、これらの儀式は8月には行うことができません。パンデミックにより、プノンペンの街は3月から静かになりました。今は、通常に戻ろうとしており、人々が感染する危険を冒し、外出することはないと思います。国民の半分は他州に行くかもしれませんが、それは休暇旅行と同じで、他の人は家で過ごし休むでしょう。8月にクメールの正月を祝う人はいないと思います。」
フン・セン首相は、省庁や地方自治体に対し、安全と健康対策の強化や継続的な意識向上活動、COVID-19に関する市民への働きかけの強化に取り組むよう求めた。
また、事業主は保健省が発表した予防とリスクの軽減を目的とした予防措置を厳守することも求められており、休暇中の感染拡大の抑制に期待がかかる。
(各ニュースサイトを参考に編集・作成しています。)