地雷撤去支援費2,000万ドル

カンボジアは地雷および爆発物処理活動のため、世界各国から2,000万ドルの支援を受ける予定だ。

現在の地雷撤去作業は「Clearing for Result IV Project」と呼ばれる段階に至っており、2025年までに国内の地雷を撤去することを目標にしている。前段階では、2006年から今年3月までに計245平方キロメートルの範囲で撤去作業が行われていた。

28日、カンボジア地雷対策・被害者支援庁(CMAA*1)のLy Thuch第一次長は、経済財政省と支援国の代表者らと会談した。支援国からは、オーストラリア、韓国国際協力団(Koica)、ニュージーランド、国連開発計画(UNDP)が出席した。

会談では、進捗状況の確認や、透明性と説明責任を付随させた今後の行動計画の策定などが行われた。

次長は、プロジェクトには以下の3つの目的があると述べた。

1つ目は、地雷や内戦中の爆発物の残骸を撤去し、市民の安全を確保することである。2つ目は、障がい者の支援や地雷の危険性を伝える活動をしている団体を支援することである。3つ目は、国力の増大である。

1992年から今年6月下旬まで、国内外からの支援によって2,043平方キロメートルの地雷撤去作業が行われた。この結果、対人地雷108万8,677個、対戦車地雷2万5,361個、その他の爆発物285万8,071個が撤去された。

これらの活動に従事したのは、カンボジア王国軍、カンボジア地雷対策センター(CMAC, *2)、HALO Trust(*3)、地雷撤去団体(MAG, *4)、ノルウェー人民支援(NPA, *5)、APOPO(*6)、カンボジア地雷撤去自助団(CSHD, *7)から派遣された作業員である。

「今年の半年だけで、地雷や内戦時の爆発物によって38名が負傷しました。昨年は62名が怪我を負いました。」と、次長は述べた。

Koicaのカンボジア代表であるRho Hyunjun氏は、地雷撤去プロジェクトへの参加と1,000万ドルの支援について語った。

「CMAAには訓練のために専門家を派遣し、内戦による地雷の影響を受けた国での経験を共有して頂いたのでとても感謝しています。」

プレスリリースによると、いくつかの要点でも合意が得られたということだ。

CMAAとUNDPは、2025年以降も地雷と残存戦争爆発物の撤去を継続するため、国の対応機能を強化していくことで合意した。

支援国は、CMAAが2021年から行う活動をより合理化するための7つのポイントを支持した。また、撤去作業の視察や活動による恩恵を受けた人々に対するインタビューへの参加にも意欲を示した。

 

*1 Cambodian Mine Action and Victim Assistance Authority

*2 the Cambodian Mine Action Centre

*3  イギリス人によって設立された人道支援団体

*4 the Mines Advisory Group

*5  Norwegian People’s Aid

*6 ベルギー人起業家によって設立されたNPO団体

*7 Cambodia Self Help Demining

 

(各ニュースサイトを参考に編集・制作しています)