プノンペンの博物館への観光客が大幅に減少、解雇も視野に

プノンペンの有名な一部の博物館では、COVID-19の流行と観光客の減少により、訪問者が95%減少している所もあり、今後の方針とスタッフの削減に関して心配の声があがっている。これらの博物館には世界中から観光客が訪れていた。

トゥールスレン虐殺博物館とキリング・フィールドは大きな影響を受けている博物館のうちの2つで、約40年前に終わったクメールルージュ政権によるポルポトの苦い歴史について学ぶことができる。クメールルージュはカンボジア人大虐殺を行い、当時のカンボジアの人口の約25%となる150万人から200万人が死亡した。

パンデミックが起きる前は週に数千人の観光客が訪れていたが、最近では、感染拡大防止の厳しい措置が取られているため、観光客が大幅に減少した。

トゥールスレン虐殺博物館のHang Nisay館長は、次のように述べた。

「COVID-19以来、観光客が大幅に減少しています。以前と比較すると、約95%減少しています。また、影響は観光客の減少だけではありません。市内にある地元の学校からの生徒を受け入れるプログラムもありますが、全ての学校は未だに閉鎖されています。」

ただし、この博物館は文化芸術省の管轄下にあるため、政府の支援を受けている。「現在、請負業者を含めて約60人のスタッフがいます。幸運なことに、私たち全員が解雇されることなくここで働くことができています。」

キリング・フィールドも観光客の大幅な減少を報告した。パンデミックが発生する前は、毎週約3,000人の観光客がいたものの、今は30〜40人程度しか訪れないという。

Ros Sothearavy副館長は、「現時点では約30名のスタッフがいますが、この状態が続けば、2020年末までに解雇もせざるを得ないでしょう。」と述べた。

(各ニュースサイトを参考に編集・作成しています。)