フン・セン首相、インド首相と電話会談

外務国際協力省によると、フン・セン首相は水曜日、インドのナレンドラ・モディ首相と新型コロナウイルス対策について電話会談を行った。

「モディ首相はカンボジアの感染防止策について、世界の模範ほど効果的であると称賛された」と当局は発表した。

フン・セン首相は、感染により亡くなった方々への追悼の意を表すと同時に、インドの感染拡大防止に対する努力に対して敬意を示した。

両首相は互いに、両国民の帰国に対して協力があったことに感謝の意を示し合った。金曜日にはチャーター便によって、数名の学生を含む60名のカンボジア人がインドから帰国する予定である。一方で、今週中に約280名のインド国民が帰国する予定で、すでに木曜日の朝に数名をプノンペンに残しチャーター便は出発しており、残りは来週19日に帰国する予定である。

両国首相は、新型コロナウイルス収束後の社会的、経済的復興のために国際協力は最重要事項であり、2国間の連携を強化することで合意した。

モディ首相は、アジア太平洋地域諸国との文化的、経済的、戦略的な結びつきを強化することを主眼においたアクト・イースト政策において、カンボジアは重要な地位にあることを伝えた。

それに対しフン・セン首相は、インドの国際的な役割と人道的な政策を高く評価した。また、インドの過去2か月間の約130か国に対する医療物資支援についても称賛した。

両首相は、ASEAN・インド間やメコン・インド間の枠組みのような地域協力を強化することで合意した。

プレスリリースでは、「モディ首相は文化的、考古学的な協力について、プレアビヒア遺跡の修復・開発計画の国際協調委員会で共同議長国にインドを置いたことに対する信頼に感謝の意を表されました」と公表された。

世界保健機関(WHO)によると、インドは1月30日から6月11日までの間に7,745人の死亡者を含む276,583人の新型コロナウイルスの感染が確認された。

カンボジア保健省の発表によると、カンボジア国内では1名の入院患者を除いて126名の感染者が回復しており、死亡者はいないという。

カンボジア王立学院の国際関係研究所のキン・ペア所長(Kin Phea)は、カンボジアの感染拡大防止の成功おいて、モディ首相に感謝していると述べた。

ペア所長は、電話会談は2国間の協力関係の改善をよく表しているとして、「インドは1979年のクメール・ルージュの崩壊以来、カンボジアと安定した関係を築いてきた唯一の民主主義で、紛争などは一度も起きていません」とコメントした。