タイとのフライト再開に向けて

カンボジアの民間部門は、新型コロナウイルスの小売業や観光業に対する影響を和らげるために、タイへの旅客機再開の可能性を待ち望んでいる。タイのモール関係者は、小売業を活気づけることを目的として、CLMV諸国(※)からのフライトを再開するように要請している。

サイアム・ピワットカンパニー(Siam Piwat Co.)の関係者によると、発症数が少ないCLMV諸国でのからの観光客は、タイで新型コロナウイルスを蔓延させるリスクが低いと述べている。また、これらの地域から、当社が運営する小売店への訪問者数の大半を占めている事にも触れた。

タイの首都バンコクにあるパトゥムワン地区( Pathum Wan)のサイアムセンター(Siam Center)、サイアムディスカバリー(Siam Discovery)、サイアムパラゴン(Siam Paragon)への訪問者は、約40%が外国人で、そのうち約30%がCLMV諸国からだという。

また、CLMV諸国からの旅行者は、1回の旅行でファッションや美容などのサービスに対して平均3,250ドルを費やしており、それによって事業者が利益を上げることができていた。

しかし、タイの小売業が、観光業に依存していたため、この新型コロナウイルスによる影響が大きいと予想される。

サイアム・ピワットカンパニーの関係者は、顧客の約半分が買い物を再開したが、特定の商品のみ購入する客がほとんどのため売り上げは回復していないと述べている。

また、カンボジア商工会議所によると、フライトの再開によって、タイだけではなくカンボジアの経済の回復にも貢献することができると話し、さらに、海外からの乗客の検査を実施している事に関してポジティブに捉えていた。

カンボジア政府は、入国する外国人に対して最低5万ドルの健康保険や新型コロナウイルスの陰性証明書、健康診断のデポジットとしての3千ドルを要求している。

また、バンコクにあるカンボジア大使館によると、二国間貿易は今年4月までに約31億ドルに値し、前年度と比べて18.3%増加している。カンボジアへの外国人旅行客は今年の4か月間で51.97%減少したが、タイからの観光客は、前年度と比べて21%増加した。

※CLMV諸国:カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム

(各ニュースサイトを参考に編集・作成しています。)