カンボジア人212名帰国、ロックダウン中のマレーシアから

16日に、カンボジア人212名を含む219名の乗客を乗せたマレーシア航空の直行便がカンボジアに到着した。さらに、同便によって159名のマレーシア人がマレーシアへ帰国した。

帰国したマウク・ヒートさん(45)は、カンボジア大使館から住まいや食料の援助を受けて生活していたという。数年に渡りマレーシアで働いていたエヘ・シロスさん(24)は、マレーシア政府からの食糧支援は十分だったものの、新型コロナウイルスの感染の恐れがあるため外出は出来なかったと答えた。

「カンボジアと家族が恋しかったので、毎日フェイスブックで連絡を取っていました。」「家族が2週間の隔離生活のための食べ物と家を用意してくれています」

マレーシア大使館のエルディーン・フサイン氏(Eldeen Husain)は、今回の帰国はカンボジア・マレーシア政府間で協議・調停が成り立ったため実現したと述べた。

「乗客のカンボジア人、マレーシア人は自分のチケット代は自身で負担しました。両国政府は追加の便についてはまだ合意が取れていませんが、近日中に更なる協議を行う予定です」

外務省のコイ・クオン報道官(Koy Kuong)は、この送還はカンボジア大使館とマレーシア航空の間で2か月間の協議・調停が行われた成果であると述べた。

保健省のガイドラインによると、帰国者は検査を受けた後プノンペンで2週間の隔離生活を送る必要がある。さらにその後、自宅で14日の自粛生活を送らなければならない。

カンボジア人権推進・保護連盟(Licadho)のアム・サン・アス副代表(Am Sam Ath)は、4月からマレーシアに取り残されていたカンボジア国民が帰国できたのは非常に喜ばしいことだとして、「カンボジア政府、特に在マレーシアカンボジア大使館は尽力してくれたと思います。ただ、経済的な困難を考えると、帰国の際の費用を援助するべきだったとも思います」とコメントした。

 

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