教育省、スポーツ依然禁止(5月23日)

教育・青少年・スポーツ省(以下、教育省)は、運動施設の閉鎖と以前発令したスポーツ禁止令の延長を承認しました。

国内スポーツの統括団体は、21日の会見で、過去3週間で国内感染者は確認されていないが、第2波の恐れがあると述べました。カンボジアの感染者は延べ122人から約1か月増加していませんでした。

アスリートの練習や大会は禁止されており、ジムやその他の運動施設の再開も許可されていません。

教育省は関係者に対し、ソーシャルディスタンスの維持、衛生管理の徹底、定期的な体温計測に努めるよう呼びかけました。安全なスポーツ活動の再開時期に関しては、「政府からの公表をお待ちください」とコメントしました。

当局の禁止令の延長は、関係者からの活動再開を求める声の増加に対応したものです。

新型コロナウイルスの拡散防止のために、4月上旬に禁止令が発令されて以来、ジムやスポーツクラブ、スタジアムなどは経営困難に陥っています。

プノンペン・クライム・ジムは、経営維持と従業員への賃金に充てるためクラウドファンディングを始めました。アスリート自身も余裕はありません。ボッカタオ(訳者注:カンボジアの伝統武術)の道場や指導員も経済的影響を受けており、『Surviving Bokator』の監督はアメリカでの公開にむけて募金を募ることにしました。

総合格闘技のレジェンド、ノウ・スレイ・ポウ氏は海外での試合がキャンセルになったため収入が激減したとコメントし、「このままでは、うちの家計は火の車です」と不満を述べました。

サッカー界からは、MCL(メットフォン・カンボジアリーグ)やその他のリーグ戦の再開を求める声が選手・ファン・運営各所から挙がりました。

ある運営関係者は、ドイツや韓国など、カンボジアよりも感染者数が多い国でリーグ戦が再開されているにも関わらず、カンボジアではされないことが理解できないという見解を示し、「選手の健康が最優先なのは分かっています。しかし、国内感染者のほとんどは回復しているじゃないですか」と述べました。

(出典:The Phnom Penh Post)