カンボジア、シルク産業勃興なるか(6/6)

シルク産業の研究と製織分野の活性化を専門とする機関、クメールシルクセンターが昨日、プノンペン王立大学で設立されました。

 

この国で最初のこのセンターは、2017年にRUPPのイニシアチブとして始まり、日本政府(9万ドル)と国連開発計画(1万6千ドル)からの寄付で建設されました。

 

これは、絹の輸入品が市場を支配しており、専門家、研究施設、労働力の不足が過去数十年間で生産量を著しく制限している国で、絹の生産を増やすことを目的としています。

 

このセンターの研究活動は、当初はKampong Speu、Mondulkiri、Kampong Chhnangの各地域で健康な虫を生産することを目的として、カイコとクワの木に焦点を当てます。

 

これらの州の約50の家族は、新しい施設で栽培されたカイコとその専門家からの技術支援の恩恵を受けるでしょう。

 

この新規プロジェクトについて堀内秀久日本大使は、このセンターはカンボジアの絹にとって重要な貢献をするであろうと語りました。

 

「このプロジェクトはカンボジアの人々の生活水準の向上に貢献するでしょう。州と民間の両方の製織部門の利害関係者が協力してクメールの絹を復興させる場所になるでしょう。

そしてそれは日本とカンボジアの友好の象徴になるでしょう。」と堀内秀久日本大使は言いました。

 

RUPPの評議員会会長兼プロジェクトの主任者であるMey Kalyan氏は、カンボジアの絹の品質を向上させるためには研究が重要であると述べました。

 

「これはカンボジアで最初のそのようなセンターです。過去において、絹の生産は伝統的な方法に基づいていました。同センターは、カイコの成長、クワの木の植え付け、およびシルクの品質の向上に関する研究を行います。」とKalyan氏は述べました。

 

Kalyan氏によると、毎年400トンの絹製品が国内で使用されており、そのほとんどが他国から輸入されています。

 

同センターがすでに協力しているコミュニティの1つのリーダーであるEa Hoknym氏は、同センターが同国の絹の品質を高めるのに役立つと期待していると語りました。

 

 

現在カンボジアの絹製品の10%のみが地元で生産されており、残りは主にベトナムと中国から輸入されています。

今後カンボジアの絹産業の更なる発展が見込めるでしょう。

 

出典: Khmer Times