アプサラ機構、ダムレイクラブ遺跡を修復

アプサラ機構のアンコール遺跡群保全部のChhean Ratha代表代理は、シェムリアップ州フナム・クレンにあるダムレイクラブ遺跡の修復作業が進行中であると述べた。

遺跡はスバイルー地区クナンプノンコミューン、アンロントム村にあり、長年に渡る樹木の根や植物の侵攻、盗難などにより遺跡は大きな損害を受けている。

この修復プロジェクトは7月20日に開始され、12月31に終了する予定である。

アプサラ機構は、遺跡の塔周辺の腐敗が進む屋根の強化・修繕と東門、壁の亀裂の修復を行うとしている。

Ratha氏によると、遺跡は雨や植生の影響で西側部分の基礎が崩れ、大小の亀裂が発生しているという。根は壁のひび割れを拡大させるほど成長しているということだ。また、湿気により屋根の腐敗が進み、中央部分が損壊している。

このような自然の要因以外にも、密輸業者によるレリーフの一部や遺跡の基礎部分の盗難が相次ぎ、事態を悪化させている。

「過去にフランス人やカンボジア人による調査が行われました。1904年にE. Aymonierが、 E. Lunetが1911年に、H. Parmentierが1927年に、P. Dupontが1938年に、E. Hansenが1969年にそれぞれ調査を行いました。私は2009年から行っています。」

「2005年、アプサラ機構はプノンクーレンの建築開発財団(ADF  *1)と共同で、遺跡の修復に向けリスクマップの発掘、調査を実施しました。」

遺跡はレンガ造りで、丘の上に建てられた3つの塔とそれを囲む壁が特徴である。アンコール文明の初期にジャヤヴァルマン2世の治世時に建てられたクレン様式の寺院の1つである。

7月30日に発表されたレポートによると、Kim Sothin次長と技術チームが伝統的な宗教儀式を行ったということだ。

この修復が、観光客の呼び込みと次世代への遺産の継承に繋がることが期待される。

 

*1 Archaeology and Development Foundation

 

(各ニュースサイトを参考に編集・制作しています)